こんなにあった!すごい発電方法

洋上浮体風力発電

カーボンファイバーで作ってあるので、海に浮かす事が可能。発電コストは太陽光より安いとみられている
九州大学SCF研究会

「風レンズ風車」を採用。
六角形浮体の内水面を魚の養殖いけすに使ったり、浮体の外縁に波力発電装置を備えたりするなど、複合的な海洋エネルギー基地としての活用を目指す。
九州大学SCF研究会

スパー型と呼ばれる浮体式風力発電(1/10スケール)
電柱のような細長い浮体を釣りの浮きのように縦に海面に浮かべ、その上に風車を載せる方式。
京都大学 宇都宮智昭准教授

緊張係留型浮体(TLP)風力発電
三井造船も研究する、海底油田の採掘などで実績がある緊張係留型浮体(TLP)。半潜水型浮体をスチールパイプなどのテンドン(垂直緊張係留ライン)で海底基礎につなぐもので、特に安定性に優れる。

海洋エネルギーを使った発電(波・潮力・温度差)

アメリカのベンチャー「オーシャンパワーテクノロジー」が開発した波力発電設備。実用化間近。

高効率ジャイロ式波力発電システム

出典ameblo.jp

9メートル×15メートルという小さな発電機を海に浮かべて回すだけで、太陽光発電の15倍の45キロワットを発電する。
しかも波があればずっと発電する。
神戸大学院

ベンチャー企業のノヴァエネルギーが開発をすすめる、日本近海の黒潮の中に水中プロペラを利用する“海流発電基地”

海水面と深海の温度差を利用して、作動流体の気化と液化を繰り返し、タービンを回す。最近、“正味の電力”を生み出すことに成功した海洋温度差発電。
日本のベンチャー企業(ゼネシス)がタヒチ近海で事業化調査を進めている。

太陽光エネルギーを使った大規模プロジェクト

アフリカ大陸北部のサハラ砂漠に太陽熱発電プラントを置き、海を越えて欧州に電力を供給する。
通常の80倍もの規模を持つソーラーシステムはメディティレニアン海を横断し、EU圏にその全体のエネルギー消費量の15%を供給する予定。

イー・ソーラーの太陽熱発電プラント。
頂上にある集熱器が、鏡に反射された目もくらむような太陽光を受け、高温の水蒸気を発生させてタービンを回し、発電する。

進化した風力・地熱発電

風力発電の難点、「鳥がぶつかる」、「低周波騒音が出る」を克服した画期的な風車。
通常のプロペラの代りにフィンを付けたスパイラル円柱翼により風車を回す。

地表近くに熱水資源がない場所や地域でも、地中深く掘り進めば高温の岩盤に突き当たる。その熱を利用する。オーストラリアで建設が始まっている。
日本でも、ほぼ全土で開発の可能性があり実証試験が開始。

宇宙のエネルギーを使った発電

宇宙太陽光発電衛星のイメージ図。地上約3万6000kmに約2km四方の太陽光パネルを設置する
無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)

宇宙太陽光発電の仕組み

関連リンク

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