全国の原発の運転停止求める・96人弁護団結成!


かっこいい!

脱原発:弁護団が全国連絡会 大飯1号機で訴訟準備進める


 東京電力福島第1原発事故を受け、 原発立地地域などの弁護士96人が16日、「脱原発弁護団全国連絡会」を発足させた。東京都内で同日開かれた初 会合には50人が参加し、各地域の実情や今後の方針などについて意見交換。「日本から全原発を無くすまで訴訟などのあらゆる手段を尽くして闘う」ことを確 認した。

 会合で、冠木克彦弁護士(大阪弁護士会)は、調整運転中に緊急炉心冷却装置(ECCS)系統にトラブルが発生した関西電力大飯原発1号機(福井県 おおい町)の営業運転再開を認めないよう国に求める訴訟を起こす準備を進めていることを報告した。今週中にも大阪地裁に提訴するという。

 一方、連絡会代表の河合弘之弁護士(第二東京弁護士会)は当初、全原発の運転停止を求めて秋にも各地で一斉提訴する意向を示していたが、この日の会合後の会見では「各地域ごとにいろいろな事情がある」と述べ、一斉提訴は難しいとの見方を示した。【和田武士】