静岡県「茶」の放射能調査結果

 

静岡県では、県内茶産地の以下の地点について、茶の放射能調査(表を確認)を実施しました。

生葉と飲用茶につき調査を行った結果、全ての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値及び準用値を下回っていることを確認しています。

一番茶(製茶)については、6月7日及び9日に県内茶産19地点で放射能調査を実施したところ、全ての地点で食品衛生法の規定に基づく暫定規制値を下回り、健康への影響を心配するレベルではなく、問題ないことを確認しました。引き続き、二番茶については、19茶産地の検査を実施してまいります。

なお、6月9日に民間の自主検査により、放射性セシウムの暫定規制値を上回ったとの報告があった製茶を県が調査したところ、静岡市葵区の藁科地区の放射性セシウムが暫定規制値を上回りました。この結果を受けて、県は、暫定規制値を上回った、当該製茶の原料及び原料となった荒茶を生産した業者に対し、出荷自粛・自主回収を要請しました。今後、念のため、藁科地区の茶工場について検査を実施し、その結果、暫定規制値を上回る茶工場が出た場合は、当該茶工場について、出荷自粛・自主回収を要請します。